仕事内容によっても感じるストレスは違います。仕事を最優先に考える女性が陥ってしまいがちなのは、なんでも完璧にできなければならない、という発想です。ここでは考え方を変えて時には手を抜くことも覚えましょう。

事務の仕事の場合、どうしても仕事が単調になり、煮詰まってしまいがちなこともストレスの原因になります。大切なのは、仕事のやり方にメリハリをつけることです。仕事の内容は変わらなくても、バリエーションをつけてみるといいでしょう。その結果、いつもより手際よくできたら自分を褒めてあげるなど、自分なりの喜びを見出すことがポイントになります。

営業や販売職の場合は売上のノルマや期日が設けられていることもおおいですが、ノルマを減らすことは難しい。こんなときは、できない、どうしよう、と思うのではなく、次に活かそうと意識的にプラスの発想をするように心がけると、すこしづつ楽になる発想ができるようになります。

女性をめぐる職場のストレスには、企業の体制や社会のシステムも大きな影響を及ぼしています。２７歳～３２歳前後は、転職や結婚など様々な問題に直面する時期です。仕事や人生について真剣に取組んでいる人ほどストレスがたまりがちです。企業や社会のしくみを一朝一夕に変えることは不可能です。まずは上司とのコミュニケーションを大切にするように心がけて下さい。